今回は、自身の経験をもとに蓄膿症を患っていたときの精神的な影響について執筆したいと思います。
- 蓄膿症について周りの意識はどうか。
私自身の蓄膿症の罹患していた時期は小学生から中学生半期までです。
この頃といえば、周囲の蓄膿症に対する理解も乏しく、
同級生からの認識といえば、常に風邪を引いているか常に鼻炎の人といったところでした。
しかし、思春期において、このようなことがイメージとしてついてしまうことは非常に辛いことです。
特に、私の場合は症状がひどく、1日にポケットティッシュを5個使うことも少なくはなかったのです。
当然、ティッシュをそれだけゴミとして出すということや授業中も常に鼻をかみ続けるということは辛いものでした。
そのような人はあまりおらず、周りにとっては珍しいものであったと思います。
周りからはあまり良くは思われていなかったように思います。
- 周りに対する不信感
蓄膿症を患っていたことにより、周りに対してどう思われているかということが非常に気になりました。
直接聞くような勇気もなく、ただ塞ぎ切っていたように思います。
周りがコソコソ話をしていると、私のことを言っているのではないかと思ったり、「鼻」というワードには特に敏感になりました。
- 人に対する接し方にも変化が・・・
特に私の場合は症状がひどかったこともあり、人に対して面と向き合って話すことができませんでした。
これは、鼻水が出ているのではないかということと、頻繁に鼻水が出てしまうためでした。
また、休日でも外出は避けていました。
これは人の目が気になってしまうからです。
- 手術、その後は・・・
術後、症状は完治しましたが、幸いにもそのことに対してふれてくる人はいませんでした。
ですが、結果として、あまり良い学校生活を送れなかったのではないかと思います。
もしかしたら、私と同じような症状を患っている方がいるかもしれません。
いるとしたら、できるだけ早期に治療することが大事だと感じます。
術後の私は罹患していた頃と比べると変わったように思います。
どちらかというと、明るくなったということです。
それほど、自身の精神面において影響を及ぼしていたのだなと感じました。