詐欺師はいつも笑っている。

どんなに情報が豊かになったといっても、

未だに詐欺の被害は留まることを知りません。
そして、大概、詐欺にあっている人は、

周りの人に詐欺にあっていることを尋ねられます。、

「私は大丈夫」という人も話を聞いているうちに「あれ?それって詐欺じゃない?」という話があった、

など割と詐欺というものは身近にあります。
では、詐欺師という人はそうやって近づいてくるのでしょうか。
被害にあたった人たちは口々に言います。
「まさかだまされるとは」「あの人はいい人だったのに」
いい人の定義はなんだったのでしょうか。

実は、私の身の回りにも詐欺師に会った人やあった人(被害に)が結構います。
人によっては何十年にわたって搾取され、結局、家までとられていた、という人も。
「あの子は私をだましていたのよ」と
本人は言いますが、周りの人たちは「いやいや、もうその子が来た時から変だって言ってたじゃない」と言っても後の祭り。
結局、本人が聞く耳を持たない限り、呪縛から抜け出せないのです。

懐に入り込む詐欺師は、常に自信に満ち溢れ「微笑」みを絶やしません。

 

 

そして、相手を短時間で引き込むことを目的とするので、ハロー効果を使います。
例えば、よく使われるのが「国立K大学、T大学」と書かれた名刺。
時にはもうアラフォーで仕事を持っているのにかかわらず、自分の名刺に大学名を刻み込んでいる人がいます。
詐欺師さんは、なぜかこの二つの学校が大好きです。
その名前を使うと、周りは見方を変えます。
そして、その人たちは、国公立の大学の話を聞かれてもいないのに話し始めるのです。
「ほら、私はこんなにすごいんですよ」と。

このときに詐欺師さんに「すごいですね~」といった人は、

ほぼ間違いなくターゲットにされているでしょう。
そして、あまり興味をわかないような返事をした人は「敵」とみなされたり、時にはターゲットと仲たがいさせるように仕向けます。
ターゲットの周りの、ある意味詐欺師の魔術に引っかからなかった人は、いつのまにかターゲットとなった友人を見離します。
なぜなら、詐欺師に浸透し、洗脳をいうものを受けた状態と同じになるからです。

微笑みは武器という人がいます。人の心をつかむためには必要なお金のいらないアイテムなのです。

しかし、そこに感情というものを乗せてはきません。

その微笑みはただの相手を安心させるもの。

学歴は、(たとえ偽でも)相手を信用させる免罪符。
学歴もあり、優しく、スタイリッシュな人、いつもそばにいてくれる他人が、ある日自分から何もかも搾取するものだとしたら・・・。

詐欺師から逃れる方法は、いつも自分を見て助言してくれる友人を持つこと。
そして何かあったらその人に聞くこと。そうすることで、身を守れることを忘れない、ということです。

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