手術後の生活でも相変わらず鼻は通らないままでした。
というのも、手術後ということもあり、鼻の中にガーゼが入っていたからです。
私はこの手術でポリープの除去、鼻柱の矯正(長期にわたり鼻をかんでいたことで鼻が曲がっていた)を行いました。
入院生活中は殆ど外にも出ず、籠りきりでした。
ほぼ毎日、点滴が何度かと、マンガを読むことで過ごしていました。
本当は外に出たかったのですが、ガーゼが入っているということもあり、鼻が腫れていたので出ることができなかったのです。
手術後、1週間ほどは風呂にも入れず、体中が痒かったことを覚えています。
入院生活から2週間が経ち、数日で退院となった頃、鼻のガーゼを抜き取る為、診察室へと入ることになります。
ガーゼを抜き取る際にはピンセットを使用し、鼻の穴から直接引っ張って抜く形でした。
抜き取っている最中は、痛みは合ったものの涙が出るほどではなかったのですが、涙が止まりませんでした。
これには理由があって、鼻の中に涙道と呼ばれるものが存在し、それに触れるためだそうです。
それから約2日後、退院となりました。
退院後は鼻の通りも良く、非常に快適でした。
退院してからについてですが、その後病気の再発は今のところありません。
しかし、鼻の通りが悪くなったりすることが多々あります。
それ以外にも再発の気もありました。
この病気を体験し、長期にわたり注意し、付き合っていくことが大事だと感じました。
今では特に気にかけていますので、再発はしていません。
以上が私の蓄膿症(副鼻腔炎)の体験談となります。