根拠のない希望的な借り換え話は絶対にしない

中小の零細な会社での倒産となるとこちらまでとばっちりは被ります。
担当として仕入れ先の会社への未払いを引き受けることとなりました。
当然キツイ激しい言葉で責めてくる債権社の担当もいれば、早く立ち直ってくださいと、
静かに見守ってくれる仕入先の会社もあります。
借金解決は全額返済で全て終わるのですが、なかなかそうはならない所に借金の辛さ重さがあるのです。
いくら必ず返しますと言っても、債権者の次の質問は何時ごろにまでにか?毎回の返済金額はどれくらいかを
聞いてきます。
そこで、その責め苦から逃れようとして、軽い言葉で出来そうもない返済計画を伝えることは間違っています。
特に、調子のいい話をバンバン言うようなこと(知り合いの社長がまとまって貸してくれるとか、
今取り掛かってるこの仕事や案件でお金を出してくれる人がいてる、と言うようなザワごと)を言っては絶対に
だめです。債権者はその話の裏を取ろうとしますし、時系列にあの件どうだったとか、貸してくれると言っていた
社長は貸してくれたか?と必ず追求してきます。日々の苦しさを逃れる為に、全く根拠のないところで良い返事を
してしまいます。追い詰められていたらそれはしょうがないことなのですが、ここが踏ん張りところです。
希望的な話は絶対にしないと心がけないといけません。
債権者はあなたの希望的話に敏感になっていますし、その話がボツったり、まだ返事がこないのでとか
言うようないい加減な話をしていると債権者は必ず詰めてきます。
だから、そこは苦しいのですが本当に助けてくれる人から確約を貰うまで、もっと言えば手の上に
お金が乗るまでは、今の所金主さんの宛はないと言ってください。
では債権者は、「どうする?どうする?」と聞いてきます。少しでも親戚や友達から借り換えをさせるように
ように要求してきますから、ここも必ず無理ですと断ることです。
借金の付け替えに対しては絶対にするべきではありません。
そしてその時の態度ですが、謙虚にしないといけません。
勿論車や宝石や時計などは処分するか、一時のことで知り合いに預けるとかをして真摯な態度や容姿で
債務者としての顔を作ってください。
債務者としての顔は、朝早い仕事や深夜の仕事を見つけてすることです。そして苦しいですが、そこからしか
返済の原資がない事を債権者に理解させることです。
暫くは体力勝負になりますが、いち早くリスタートをして、逃げたいとか、死にたいとかの生きる姿勢のオーラーを
除去することです。
とにかく生きると言う強い姿勢を言葉以外で伝えることです。
こんな時は何故か口より態度なんです。

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